UnityエディタはPrefab・ScriptableObjectといったアセット、Animationの制御等、いくつかの*1情報をUnity側が保持するフォーマットによって管理します。
これらの情報は「シーンの保存」や「Editor>Save Project」、「エディタの終了」等いくつかの要因で実際にファイルに書き込まれるのですが、Unity Collaborateのように意図的に更新を避けたいケースも存在します。
今回は上記のようにデータが保存するタイミングで保存「しない」方法についてです。
データ更新時にダイアログを表示する設定
まずはデータの更新時にダイアログを表示する設定をONにします。
Preferences...(WindowsだとEdit>Preferences...)を選択します。あとはGeneralタブの”Verify Saving Assets”のチェックをONにするだけです。
これでアセットを更新する際、ダイアログが表示されます。
更新したいアセットだけ更新する
上の設定をしてる場合、アセットを更新するタイミングが来るとダイアログが表示されます。後は、保持したい項目を選択した状態でSave Selectedを押すと、ファイルが更新されます。
動作を確認したい場合、適当なPrefabを作成後に変更、エディタを閉じようとすると保存を確認するダイアログが表示されることが確認出来ます。
その後、対象のプレハブを保存せずエディタを再起動させると、起動時に値を変更する前のPrefabが確認出来ます。
ProjectSettingsとGraphics Settings
何故か毎回更新されます。無視しましょう。
関連
*1:Serializableな