テラシュールブログ

旧テラシュールウェアブログUnity記事。主にUnityのTipsやAR・VR、ニコニコ動画についてのメモを残します。

Unity2019.1

【Unity】AddressableでSprite ModeがMultipleなスプライトを使用する

AddressableでMultiSpriteを使用する方法についてです。 Unity 2019.1 Addressable 0.8.4 preview 追記:1.1.4で問題なく使えるようになりました マルチスプライト AddressableはSubAssetを直接ロード出来ない 解決方法 アイディア1: スプライトを取り出す…

【Unity】Timelineのアニメーションに微調整を加える(Humanoid編)

前回に引き続き、Timelineのアニメーションに微調整を加える方法です。 今回はHumanoid向け HumanoidはTimelineでアニメーションを上書きしにくい IKを使用する場合 Constraintを使用する場合 関連 HumanoidはTimelineでアニメーションを上書きしにくい Huma…

【Unity】Timelineのアニメーションに微調整を加える(Generic編)

DCCからアニメーションをUnityに持ってきてから、Timeline上のアニメーションを微調整したいといったケースがあります。例えばドラゴンが噛み付く位置が少しズレているだとか、棍棒を叩きつける位置が微妙に違う等。特にオブジェクトの配置をゲーム上で行っ…

【Unity】Animation Rigging、人型以外のキャラクターにもIKを!

今回はUnity 2019.1のPackageManagerで使えるようになるAnimation Riggingについてです。 Animation Rigging 実際に使ってみる 試した環境 手順 Animation Rigging AnimationRiggingは、Animation C# Jobsの上でキャラクターを手続き的に動かす機能みたいで…

【Unity】UnityPhysicsで、オブジェクト同士が接触した判定を取得する

物理演算でオブジェクト同士が接触した時のイベントを発行する方法についてです。 なお、現段階では明らかに低レベルAPIのみしか提供されておらず、未完成です。 この記事は「今すぐ触ってみたい」という人向けで、正直あまり有益ではありません。 接触イベ…

【Unity】GameObjectでもUnity Physicsを使う

試しにRoll a BallをUnity Physicsで作ってみた所、このテクニック無しだと少し面倒な所があったので紹介。 GameObjectでUnity Physicsを使う キャラクターが消えるのを解決する キャラクターが動かない問題を解決する GameObjectでUnity Physicsを使う Unit…

【Unity】新しい物理演算、Unity Physicsについて

Unity Physicsについて紹介します。 Unity Physicsとは? 事前準備 とりあえずシーンを用意 Unity Physicsに移行 ステージのような大量の当たり判定のある物を一気にロード 新しく増えた設定を使いたい パフォーマンス コード制御関係 関連 Unity Physicsと…

【Unity】Denoiseを使用してライトマップのベイク時間を劇的に抑える

Unity 2019.1で追加されたDenoiseを使ってみます Denoiseでライトマップのノイズを除去 Optix AI Denoiser 使ってみる 感想 関連 Denoiseでライトマップのノイズを除去 Progressive Lightmapperはレイトレースベースのライトマッパーです。そのサンプリング…

【Unity】LWRPで、壁で遮られて見えないキャラクターをシルエット表示するのが超簡単にできた

壁で遮られて場所が分からないキャラクターのシルエットを表示するアプローチを、LWRPでノーコーディングで実現出来たので紹介します。 壁に隠れてキャラクターが見えない問題 Custom Forward Renderでシルエットを描画してみる 手順1:Custom Forward Rend…

【Unity】Visual Effect Graph(VFX Graph)をLWRPで使用する

Visual Effect GraphがLWRPに対応したので、その設定方法と、対応方法についてです。 Visual Effect Graph Visual Effect GraphがLWRPに対応 LWRP対応の手順 おまけ:Legacy Render Pipelineの対応 感想 関連 Visual Effect Graph Visual Effect Graphはノー…

【Unity】Addressableのローカルサーバーを使って、AssetBundleをダウンロードする動作を確認する

今回はAddressableのホスティングサービスを試します。 本記事は Addressable Asset System ver 0.6.7 preview を使用しました。 動作確認にサーバーを用意するのが面倒くさい 手順1:動作確認 手順2:ホスティングサービスの起動 手順3:AddressableのRe…

【Unity】ECSで複数のComponentGroupを使う場合

複数のComponentGroupを使う 全く異なるComponentGroupを複数定義する場合はRequireForUpdateを使う 設定違いという点で複数のComponentGroupを使用したい場合は、ChunkIterationを考える 感想 複数のComponentGroupを使う ComponentGroupは、Systemが処理す…

【Unity】GameObjectとコンポーネントをEntityとComponentDataに変換してECSで使えるようにする

SubSceneで独自のコンポーネントや、まだ変換先の無いコンポーネントをComponentDataに差し替えるアプローチについてです。 GameObjectベースのデータをECSベースへ変換する GameObjectをEntityへ変換するAPI MonoBehaviourをComponentDataに変換してもらう…

【Unity】Scene上に構築したステージを、Entity群に変換してECSで利用可能にする「SubScene」

ECS 0.0.12 preview 26から、GameObjectとComponentをEntity&ComponentDataに変換する機能が追加されました。まずは、この中で最も便利であろうSubSceneについて紹介します。 GameObjectをECS向けに変換する SubScene 実際に使ってみる 1. 選択したオブジェ…

【Unity】Assembly definition fileのDefine Constrainsで、Scripting Define Symbolsで定義したシンボル毎に動作を切り替える

Assembly definition fileに少し便利な機能が追加されていたので、メモ 本記事はUnity 2018.3がベースです。 Assembly definition file Assembly definition fileとプラットフォームによる動作の切り替え Define Constrains(制約を定義) 感想 関連 Assembly …

【Unity】シーン内のGameObjectやAsset、メニューアイテムを検索できる「Unity Quick Search」

プロジェクト内のオブジェクトやアセット、メニュー操作等を検索出来る「Unity Quick Search」がPackage Managerに追加されました。 Unityプロジェクト内の色々な物が検索できる 使い方 拡張してみた 補足 感想 Unityプロジェクト内の色々な物が検索できる U…

【Unity】UnityでAlembicを使ってみる

Package ManagerにAlembicが追加されたので、試してみました。 Alembicとは? Unity PackageにAlembic Importerが追加 使い方 実際に試してみる 感想 関連 Alembicとは? Alembic for Unityの説明が分かりやすいので引用します。 Alembic は主に映像業界で使…

【Unity】ECSでComponentGroup内のComponentDataを取得する新API、ToComponentDataArrayとCopyFromComponentDataArray

ComponentDataArray(型)が非推奨になり、代わりにToComponentDataArray(...)とCopyFromComponentDataArray()が追加されました。 これは今までのComponentDataArrayと異なり、NativeArrayを取得します。 ToComponentDataArrayとCopyFromComponentDataArray…

【Unity】ECSの新しいAPI「Entities.ForEach」について

ECSで[Inject]属性が非推奨になり、新しいAPIが追加されました。 https://github.com/Unity-Technologies/EntityComponentSystemSamples/blob/master/Documentation%7E/ecs_best_practices.md 個人的に、多少パフォーマンスを犠牲にして簡単になるなら、プロ…

【Unity】Unity2019.1から"Timeline"がPackage Managerへ移動、ソースコードの確認や変更が可能に

Unity 2017から導入されたTimelineですが、ついにUnity 2019.1からPackage Managerへ移動になりました。 Timeline、Packageへ Timelineのソースコード確認とカスタマイズが可能に ライセンス 関連 Timeline、Packageへ Timelineは殆どC#で記述されている割に…

【Unity】Timelineからメソッドを呼ぶ新機能 「Marker」と「Signal、Signal Receiver」

今回はTimelineから特定のメソッドを呼ぶ方法について紹介します。 Unity 2019.1.0a10で追加された、Timelineでメソッドを呼び出すSignalTrackの使い方 #unitytips pic.twitter.com/BEPvS1D6Qb— 椿 (@tsubaki_t1) 2018年11月29日 この機能はUnity 2019.1 a11…