【Unity】2DのSprite Animationをプレビューする裏技
今回はSprite Animationの内容をプレビューする方法についてです。
悪いな二次太、このアニメーションのプレビューは3D用なんだ
UnityにはAnimationClipをプレビューする機能が備わっています。
それは普通の人形モデルだけでなく、特異なボーン構造を持った動物や昆虫、魚類といったモデルであっても可能です。
が…2Dは非対応…ッ!
2D向けアニメーションをプレビューしようとしても、No Model is avalable for preview(オィイ!プレビュー用のモデルが無いんだが?)の文字が表示され、内容を確認できません。何たる非道。
一応Animationウィンドウを開くことで大まかな内容は確認出来るのですが、これでは非常に辛い所です。
2Dアニメーションをプレビューする裏技は存在する
さて、2Dプレビューが出来ないせいで今ひとつ内容を把握出来ない訳ですが、一応プレビューする方法はあります。
2Dアニメーションのメッセージ内容に書いてある通り「対応モデルが無くてプレビュー出来ない」ので、対応する物をセットしてやればプレビュー可能になります。
手順はこんな感じ
- SpriteRendererを持つPrefabを作る
(Sprite Rendererには適当なスプライトをセットしておく) - 1のPrefabをNo Model is avalable for previewのウィンドウにドラッグ&ドロップする
これで2Dアニメーションがプレビュー可能になります。
2Dスプライトアニメーションを表示するアセット
ちなみに、2Dスプライトアニメーションを再生するアセットも存在します。
Sprite Animation Previewというアセットで、2Dのスプライトアニメーションを選択した際にプレビューを表示してくれます。
こちらのアセットでは選択したスプライトアニメーションを簡単にプレビュー出来る他、複数のスプライトアニメーションを選択した時も同時にプレビューしてくれます。
これには満足さんもニッコリ。
なお、このスプライトアニメーションは「ユニティちゃんの『コーゲンシティ・オールスターズ!』ユニティちゃんピクセルアートパック for アクションゲーム Vol.2」より
関連
Simple Animationで2Dアニメーションが色々とやりやすくなりました。
物にも依りますが、量が多い場合はAnimatorよりパーティクルでアニメーションさせた方が4~5桁高速で動作したりします。爆発アニメーションとかにAnimatorは勿体無いかもしれません。
キャラクターとして動かす場合は静的なColliderを動かさないように注意