先日よりシアトルのUniteが開始されました。昨日のuGUI Open Betaもその際の発表の一つです。
Unite 2014 - Keynote - YouTube
このキーノートですが、大体2時間30分位と割と長いので、少しまとめました。幾つか見落としもあると思いますので、下のコメント欄やTwitterでつぶやいてくれると嬉しいです。
統計
- 月に600000人のアクティブ開発者
- ゲームの54%はミドルウェアを使用。4年前は10%でした。
- モバイル開発者の47%がUnityを使用
- Appleと組んでMetal対応
- サムスンと組んでスマートテレビへの対応
- Googleと組んでAndroid TV対応
- 幾つかのNative Gameはクロスプラットフォーム目的でUnityへ移植
- AssetStoreには14k種類のパッケージがあり7.2M回のダウンロード/年、実際凄い効率化に貢献してる。
ロードマップ
- 開発サイクルを加速、安定性とパフォーマンスを追求。
- Issue Trackerが開放されており、バグ対応の優先順位を投票で決定、毎週パッチを公開
Unity 4.6
- 特徴はuGUI
- uGUIはオープンβを開始
- 将来的にはuGUIはオープンソース、MITライセンスで公開されます
Unity 5 ロードマップ
- グラフィック機能が大幅に強化されます。
- リアルタイムGI(グローバルイルミネーション)
- 物理ベースシェーダー
- IL2CPP(C#をC++に変換)の技術によりパフォーマンスアップ
- WebGL対応。WebGLはUnity 無料版で出力可能
- 64bitエディタをサポート
- プレハブのシリアライズ方法を変更
- シーンのマージを容易にする
- 今週より(クローズド)βがスタート
- その他すごくたくさんの変更
- プリオーダー向けは一般より先行してβを提供する予定
- 新機能"Director"が追加。カットシーンエディタ。動画の合成等も可能
サービス
- Unity Cloud、クラウド上でのCI(継続的インテグレーション)機能の提供
iOS/Android/Web Playerに対応(これWindowsだけでiOSアプリ作れるようになりそうですね) - 今β中。正式サービス開始日は未定
http://build.cloud.unity3d.com
- EveryPlayの紹介
- GameAdsの紹介