Unityエディタを日本語化する方法(4.x向け)
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以下旧情報
Unityエディタは幾つかのUIを外に配置しているため、その項目であれば日本語表記に変更することが出来る。この機能を利用すると、多少だがUnityのエディタを日本語化する事ができる。
下の図は実際に日本語化してみた図。
これで、Unityのコンソールログを日本語で確認 ConsoleTranslator - テラシュールブログによるログの日本語化だけでなく、UIもある程度日本語化出来る。
tsubakit1.hateblo.jp
日本語化するには、エディタのUI_Strings_EN.txtを編集する。要するに外出しされたメタデータを編集する。UI_Strings_EN.txtの位置はWindowsとMacで若干違うので注意。
UI_Strings_EN.txtを確認すると、「:」区切りのCSVになっているので、右側の方を翻訳する。実際に翻訳した物を用意したので、これを上書きしても使える(大半はGoogle翻訳なのでクォリティはお察し)。
手順は以下のとおり
Github内のUI_Strings_EN.txtをUnityエディタのに上書きしてエディタを再起動すれば少し日本語化される。
- Githubの右下のDonwloadをクリック、ダウンロードしたファイルを解凍
- 解凍しファイルのJP/Resources/UI_Strings_EN.txtをUnityエディタ内に上書き
- エディタを再起動
Macの場合、さらに幾つかの項目を日本語化出来る。Mac版はUIの設計にインターフェースビルダーお馴染みのnibファイルを使用しているので、それを編集する事でさらにUIの変更が可能らしい。
この手順で幾つかの項目を変更すると、例えば右のような感じでスタートアップメニューも日本語化出来る。
ただ、これらの日本語化手法は幾つかの項目は日本語化出来るのだが、それ以外の項目は日本語化出来ない等、まだ完全な方法ではない。(特にAssetStoreで販売されている項目のUIや、OnGUIにメタに書き込まれている項目はどうしようもない)
とは言え、UI_Strings_ENなど明らかにローカライズを意識した構造でメタファイルがある以上、少し期待しても良いかもしれない。
ちなみにMac版であれば、ファイルを直接上書きするのではなくJapanese.lprojやEnglish.lprojのようなファイルに格納しておくことで、OSの言語設定により使用するファイルを設定することが出来る。自分は面倒なのでやらないが。
元に戻したい場合、Unity再インストールで戻る。
ライセンスは同一PCであれば再インストールしても消えない。
チマチマ翻訳するのが面倒だったのでOpenOfficeにUI_Strings_EN.txtをcsv(:区切)として読ませて、英語部分を選択してGoogle翻訳に投げると簡単に一括翻訳ができると言えば出来る。その際、文末に:が残ってしまう事があるので、「::」→「」と「改行:」→「改行」に文章をリプレースしてやると綺麗になる。
また、どうもバージョン毎に中身が若干違う気がするので、バージョンアップの際には注意。
それと翻訳が気になる所はプッシュしてくれると助かります m(_ _)m
それとやるなら自己責任で。