【Unity】エディタ起動時のログイン画面を何度も出ないようにする
Unity 5.1になりログイン画面が追加されました。この機能によってUnityエディタは起動時即座にサービスとつながる事が出来るようになりました。
しかし、何故か不思議な事にちょくちょくログイン入力を要求してきます。本来であればremember meを設定していれば二度と聞いてこないハズですが、ド忘れして聞いてきます。
本当ならこのログインは常時接続してあってほしいのでしょうが、この入力時間に合計して膨大な時間が無意味に流れていると思われるので、回避方法を書いておきます。
ログイン画面を出さなくする方法
といっても答えは単純、ログイン画面でWork Offlineを実行するだけです。
これで「起動時のログイン認証(ネットワークが悪いと数分待たされる)」の時間を無くすることが出来ます。
以降ログイン認証を聞いてくる事はありません。
さらに、AssetStoreのアカウント認証は(Unity 5.2現在は)サービスログインと独立しているため、問題無く使用することが出来ます。
幾つかの機能制限
ただし、このアプローチは幾つかの機能制限が発生します。
まずログインが必要なサービス系がエディタから直接接続しにくくなります。Unity AdsやAnalytics等です。
とはいえこの手の物は個人的に言わせてもらえば必要な時に接続すれば概ね問題は無いと思います。
またライセンスの返却およびライセンスのアクティベートを行うことが出来ません。Unityエディタは1ライセンスで2台までアクティベート出来ます。そこから他のPCへライセンスを移行となるとライセンスを返却(無効)にしてから他のPCでアクティベートする必要があります。
まあライセンス自体はWebサービスから返却出来るのでそれほど問題は無いのですが…
本来であれば常時ログインできる事が有益と思われますが、そのために利便性を損ねるのは本末転倒なので、もう少し安定するまではオフラインモードにお世話になりそうです。