なんか逆に裏を勘ぐってしまう程に至れり尽くせりなPlayartGameJamへ参加してきた。
何がどう至れり尽くせりかと言うと…
何だこの至れりつくせり環境は…!
とまあ、こんな感じの環境で作ったゲームはこちら。
どんなゲームを作ったかと言うと、こんなゲーム。
すごく簡単に言えば、積み木を詰めるだけ積み上げて高さを競う」ゲーム。4つの枠に形状が異なるブロックが補充されるので、ドラッグ&ドロップで積み木に配置していき、塔を高く積み上げていく。
ブロックの重心が崩れたり、一部に負荷がかかりすぎたり、卵が転がったりして画面下にブロックが転げ落ちるとゲームオーバー。爆弾が大爆発して作った積み木の塔が崩れ落ちる。ゲーム開始から1分経っても大爆発。
繰り返す。
このゲームはずん子さんのスカートをめくるゲームでは断じて無い。いかにして塔を高く積み上げるかというゲームなのだ。
ちゃんと積み具合によって高さの最大値を取ったり、高さのパラメータを実際の高さに合わせたりしてたのだ。余り気づいてくれなかったけど。
ちなみに東北ずん子さんは、東北企業なら商用利用可・東北企業でなくとも非商用なら自由に使っていいモデルらしい。MMDモデル(等身が高いモデル・SD)がMMDフォーマットで公開されているので、MMD for Mecanimで使用可能だ。
ガイドラインによるとえっちいのも大ぴらに言わなきゃ可との事…ほむ。
今回は初めてMMDモデルをゲームジャムに投入した。思っていたよりも問題なく投入出来たので、今後も使うかもしれない。
ただBullet Physicsに力を与える方法が分からなかったので、その辺りは要研究となる。というか、物理演算の結果をベイクしてUnityへ持ってこれないのかな。
ちなみにMMD for Unityでは読めなかった。
今回は本当に簡単故に難産だった。
このゲームはシンプル故に物を足すとあっさりバランスが崩れる。というのも、プロトタイプではプリミティブな形(凄く雑なモデル群)のみで構成されており、「いかにバランス良く構築するか」が勝負だった。しかしモデルを色々と追加した所「いかに隙間に詰め込むか」のゲームになってしまった。
この辺りは足し算でバランスを取るべきだったと反省。
またずん子の扱いが本当に厄介で、可愛い故に配置の仕方でゲーム全てをおじゃんにする破壊力を持っていた。正面から見せると可愛さが出るがパンチラが出来ない、遠くに置くと可愛くない、近くに置くと邪魔といった感じ。
最終的にはオープニングムービーに出てもらって基本は後ろ姿にしたが、この辺りは最初にイメージ図を作っておくべきだった。
またイメージエフェクトを色々と足して下駄を履かせようとしたが、どれも失敗。このゲームシンプル故に物を足すと一気に汚くなる。最終的にアンチエイリアスとエッジ強調だけ付けたが、時間がアレばもっと試行錯誤したかった。
色々と問題はあったが、結果的に物凄く面白いゲームになったので良かった。
(製作時間の間でかなりの時間遊んでいたのは秘密だ!ただ、これはバランス調整であってハマって遊び続けていたのとは無関係。ちなみに最高記録は29m)
レゴがあったのでちょっと遊んだり
さて、今度の11/9に行われるOculus Game Jamは
どの程度快適な開発環境を提供してくれるのかな(チラチラチラ