以前紹介したサンプルですが、これが割と使うケースが多いのでちゃんと紹介しようと思います。
Timelineで親オブジェクトを切り替えたい
Timelineは親オブジェクトを差し替えられると結構色々なところで楽が出来ます。
例えばカートでキャラクターを動かす場合、カートの下に動かしたい対象を載せて運べば簡単に動かすことが出来ます。Tweenも同様です。
例えばゲームからカットシーンへ移動する場合、キャラクターの載せ替えを行わないならば取れる手段は2つです。キャラクターを2体用意して事前に乗せておくか、載せなくても動かせるようにするかです。
アニメーションのオーバーライドは後者、作りやすいのは前者(ただし結構高いコストを払うと思われ)です。
とにかく、Timelineで親オブジェクトの差し替えが出来ると何かと楽が出来ます。なので、Timelineで親オブジェクトを差し替えるサンプルを作りました。
上のGIFアニメは、キャラクターをカートで動かしていますが、途中でキャラクターが乗るカートが切り替わっています。
Timelineで親オブジェクトを差し替える
使い方は単純、まずトラック(TransformParentTrack)で親オブジェクトを切り替えたいTransformを指定します。今回の場合はキャラクターを指定します。
- Addボタンを押す
- TransformParentTrackを指定
- Transformにキャラクターを指定
後はクリップを作成し、Parentに親オブジェクトを指定します。今回の場合は赤と白のCubeを行ったり来たりしています。
- クリップビューを右クリックし、Add From Transformを指定
- 一覧からCubeを選択
- 1と同じ動作でCube(1)も登録
なお、Timelineのプレビューが終わったら「プレビュー直前」の状態に戻ります。
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本来はコレ用のサンプル