グローバルゲームジャムの東京工科大学会場でゲームを作ってきました。
今回作ったゲームはこちら。
TAP DE DEFENCE | Global Game Jam
ゲームのタイプは「タワーディフェンス」のタイプで、1点違う事があるとすれば「自動で攻撃」ではなく「タップすれば攻撃」という点です。
ゲームは大きく分けて「ユニットの配置」と「防衛ゲーム」と「結果画面(ゲームオーバー/クリア」の3つの画面があり、それぞれ独自の操作を行う感じです。配置画面はこんな感じ。
今回のゲームは構造的にはタップ連打すればクリア出来るゲームになってしまうのですが、これを避ける為に「相性の悪い敵を攻撃すると一定時間スタンが発生し操作出来なくなる」といったギミックも用意しました。
(残念ながらレベルデザインに取り入れてもらえなかったので単なる連打ゲーとなりましたが)
またタップ以外にも「押しっぱなしで範囲攻撃」があったのですが、単純化力を上げてしまった為に「範囲攻撃やってれば勝てる」というバランスになってしまったのも問題の一つような気もします。
ゲーム自体は基本的に「複数人でタップする」事を想定しています。これは発表の時に「恋人同士とやると指が触れてときめき」みたいな事を言われていましたが、むしろ逆で「他の人の指が邪魔」「それでも強力する関係」を目的としています。
個人的にはゲームで一番面白いギミックは「プレイする人間」だと思っているので、「フレンドリーファイア」や「妨害工作」が自然と出来てそれでも面白いといったゲームを目指しているのですが、上手く出来ていなくて難しい所です。
作り
敵の出現パターンは基本的にExcelで行えるようにしました。これはExcelImporterを使用しています。
ステージ構成は割と手動です。
まず敵のステージ移動パスを作成し、次にその範囲内でグリッドを作成(GameObjectを並べます)、最後にパスの範囲内にあるオブジェクトを指定のマテリアルで上書きします。最後にはその辺りを自動化していました。
グリッドは本当は1つのGameObjectに纏めたかったのですが、色々と管理が楽みたいでしたので複数のGameObjectを並べるスタイルにしています。
音楽は素晴らしい物で、効果音やミュージックは中々個人的にツボな感じでした。特に個人的にお気に入りなのが「ストーリー紹介」のBGMで、今思えばユニットの配置中はあの音楽で良かった気がします。
モデリングも良い感じで、ちゃんとレンダリングすれば見栄えも良くなったのですが、如何せん上から視点なので注目する事ができず、少しもったいない感じです。
タイトルや幾つかのシーンはプランナーの方々が作成してくれました。この辺りは本当に後々まで手が回らない所なので、本当にありがたい。
uGUIどころかUnityのインストールからだったので、よくぞココまで作ってくれたという感じ。
今回も一緒に戦ってくれたチームメンバーに感謝