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Unityゲーム起動時の解像度設定ダイアログをスキップする

Standalone向けUnity製ゲームが起動した際に表示される解像度設定ダイアログをスキップする方法について紹介します。

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ディスプレイ解像度指定のスキップ

解像度指定をスキップするには、以下の設定を行います。

  1. PlayerSettings(Edit>ProjectSettings>Player)を開く
  2. Standalone向け設定を選択
  3. StandalonePlayerOptionsDisplayResolutionDialogDisableに設定する

これで起動時に解像度を指定するウィンドウが表示されなくなります。

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解像度の設定

標準の解像度を指定するには、同じくPlayerSettings>ResolutionAndPresentationDefault Is Native Resolutionのチェックを外し、指定したい解像度を入力します。

起動時にフルスクリーンにしたくない場合は、Default Is Full Screenのチェックを外します。

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注意すべき点として、この設定は「アプリが最後に持っていた設定を維持」します。つまり、終了時にフルスクリーンだったアプリは次回起動時にフルスクリーンとなりますし、起動時にウィンドウだったアプリは起動時にウィンドウモードで起動します。

スクリプトで解像度の指定やフルスクリーン切り替え

フルスクリーンモードを切り替えるには、Screen.fullScreenを使用します。例えばスクリーンモードをスイッチする場合は以下の様なコードで行います。

Screen.fullScreen = !Screen.fullScreen;

解像度を変更する場合は、Screen.SetResolutionを使用します。例えば解像度を800x600にするには以下のとおり。

Screen.SetResolution(800, 600, Screen.fullScreen);

 注意点として、エディタ上はこの機能は動きません。

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