テラシュールブログ

旧テラシュールウェアブログUnity記事。主にUnityのTipsやAR・VR、ニコニコ動画についてのメモを残します。

Bose QuietComfort 20の感想

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予約していたNCイヤホン、Bose QuietComfort 20(以降QC20)が来た。
NC(ノイズキャンセリング)イヤホンとは高級イヤホンの一種で、周囲の雑音の逆位相の音をぶつけることで音を消音するといった物。

実はNCヘッドホンシリーズは結構購入していて、MDR-NC22から始まり、ATH-NC1RP-HC55MDR-NC300Dと、結構買いあさってたりする。

で、そのNCでは一番良いとされるBose製品の新型としてカナル型(耳に突っ込む奴)が出た。今までBose製品はヘッドホン型しか無く持ち運びに難があったが、これなら使えるって事で購入した。


■NCすごすぎ

使ってみたが、とにかく凄いの一言。渋谷の駅前で装着したが、本当に雑音がスっと消えた。鉄橋下などの音が凄く反響してうるさい場所でも、他のNCでは大音量過ぎて消せないような部分までガッツリと削減、殆ど音量をあげずに音楽が聞ける程になった。
1レーン遠くの列車がス〜っと無音で入っていくのは驚愕。

消せる音域の幅も非常に広く、NCヘッドホンシリーズが苦手としている「人の声」もかなり小さくなる。マックに居座るオバちゃんの声もかなり遠く、音楽を付ければほぼ気にならない程になった。
というか、電車のアナウンスがたまに聞こえない

音?まあ良いんじゃないの? ← MP3 144kbpsで満足する程度の耳


■少し期待はずれのAwareモード

QC20の目玉機能としてあったAwareモードだが、こちらは少し期待はずれだった。

音楽が再生されたまま、不快な騒音だけが抑えられ、周囲の必要な音を同時に聞き取ることができます

説明文ではこうあったが、実際使ってみるとマイクが取得する「周囲の音」の範囲が広すぎて、余計な雑音も含めて全部増幅してしまう。

場所によっては素直にイヤホンを外すかスイッチを切った方が良さそうだ。(何故か量販店だとこの機能がOFFにされてるらしいので、購入時は店の人に言って使わせてもらうが吉)


■つけ心地や取り回しは良い

特につけ心地は非常に良い。カナル型にあるタッチノイズはそこまで削減できていないが、耳の奥深くへ詰め込むタイプではないので、そこまで気にならない。

また、本体が非常に薄いので、取り回しはかなり良い。NC300Dで四苦八苦していたので、余計にそう感じる。

充電中にもNCが使えるのもGood。16時間しか保たないので使い勝手を心配していたが、充電しながら使えるのであれば一日中使っても問題はなさそうだ。


良い買い物をした