テラシュールブログ

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【Unity】知っておくと便利なAnimation Windowの操作(5.5以降対応)

Unity 5.5でAnimation Windowに手が加わりました。

今回はソレも踏まえて、Animation Windowのショートカットキーについて確認してみた事をメモします。

ま、アリじゃないか貴様(上から目線

知っておくと便利なAnimation Windowの操作

 

Shitで縦、Ctrlで横のズーム、マウス中央ボタンでパン

Shiftキーを押しながらスクロールすると縦、Ctrlキーを押しながらスクロールすると横にアニメーションウィンドウをズームします。

ズームはマウスカーソルがある所を目指して行うみたいです。

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Altとマウス右ボタンを押しながらドラッグすると、スクロールバーと比較してかなり高速にズームイン・ズームアウト出来ます。その際、Shiftを押すと縦、Ctrlを押しながらだと横にアニメーションウィンドウをズームします。

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マウス中央ボタン、もしくはAltキーを押しながらドラッグで、アニメーションウィンドウを自由に動かせます。

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5.4以前も同様です。

Aキーで選択中のパラメータカーブ全体が見れる

Aキーを押すと、選択中のパラメータの全体像が見れるようになります。

下のズでは、Positionの範囲は0~0.05、Rotationは-180~180の範囲でしたが、Aキーを押す事で全体像が把握出来るように切り替わります。

Dopesheetモードでも同様です。

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5.4以前は無選択でFキーを押すと似たような動作になります。

プロパティを選択すると、選択したカーブのみ表示される

プロパティを選択すると、選択したカーブのみが表示されます。Ctrlを押しながら選択すれば複数選択も出来ます。

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5.4以前も同様です。

Fキーで選択中のキーフレームが見れる

Fキーを押すと、選択中のキーフレームにフィットする感じでカーブがズームされます。Dopesheetモードでも同様です。

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5.4以前の場合、前後のキーフレームを含めて拡大します。

Kキーでキーフレームを打つ

Kキーを押すと、選択中のパラメータの、選択中の位置にキーフレームを打ちます。例えばパラメータにPositionを選択中であればXYZの全てのパラメータにキーが打たれますが、Xのみ選択していた場合、Xのみキーが打たれます。

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5.4以前も同様です。

カーブの設定

新しく追加されたClamped-Auto tangent mode を選択

カーブの補完モードで、Clamped Autoを選択すると自動接線モードが選択出来ます。このモードでは、Autoであるような、極端なカーブの変形を防げます。

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 FlatとBreak

Flatは接続が水平になります。Breakは個別に方向が指定出来ます。

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Free/Linear/Constant

Freeは自由なカーブです。

Linearは直線です。

Constantは0か1です。

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アニメーションカーブの移動

キーフレームを選択後、アニメーションカーブの上下に出るバーやアニメーションカーブの中央付近をドラッグ&ドロップすると、アニメーションカーブが一纏めに移動出来ます。

その際、バーの最大/最小付近に値やキーフレームの時間が表示されるみたいです。

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5.4以前は、選択後キーフレームをドラッグで移動出来ます。

キーフレームのスケールの変更

カーブエディタの上バーや選択中のカーブを移動する事で、カーブのスケールを変更出来るみたいです。試してみたらマイナスも行けました。

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5.5からの新機能です。

Rキーを押しながら移動・スケールすると、前後の間隔を維持する

選択後にRキーを押しながらキーフレームを移動すると、前後の間隔を維持しながらキーフレームを移動します。

押し出されたキーが0未満になると、押し出されたキーは消えます。

スケールした場合も間隔を維持します。

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5.5からの新機能です。

<キーと>キーで1目盛りずつ移動

>キーと<キーを押すと、1目盛りずつ移動します。
Shiftを押しながら>キーや<キーを押すと、最初・最後のキーフレームに移動します。

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5.4以前も同様です。

キーフレームの選択

ドラッグで囲むと、一気にキーフレームを選択します。Shftを押しながらドラッグすると追加、既に選択中なら選択解除されます。

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5.4以前の場合は、Ctrlキーで同じ操作が可能です。

DeleteもしくはBackspaceでキーフレーム・プロパティの削除

キーフレームを選択してDeleteもしくはBackspaceでキーフレームが消えます。

プロパティを選択してDeleteもしくはBackspaceでアニメーションしてるプロパティが丸ごと消えます。
Transform以外は個別に消せますが、Transformは一つでもプロパティを消すと全部消えます。

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5.4以前も同様です。

Ctrl+Vでカーブのコピー

カーブを選択してCtrl+C→Ctrl+Vでカーブがコピー出来ます。

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キーフレーム選択しながらEnterでカーブの数値入力

キーフレームを選択しEnterキーを押すと、キーフレームの値と時間を設定出来ます。ちなみにこの数値入力、実は演算も出来ます。「5+15」と打つと20になります。

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5.4以前も同様です。

CキーでDopesheetとCurveを切替

Cキーを押すと、DopesheetとCurveモードを行ったり来たり出来ます。その際、選択中の情報も維持されるので、ソコソコ便利かもしれません。

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