Unity内でMMDモデルを自由に走らせる手軽な方法
MMDモデルをUnityで自由に走らせる手軽な方法を紹介します。*1
今回は確実に大丈夫なずん子ちゃんを使用します*2
Root移動のないモーションを使用したい場合はこちら。
目次
1. MMDモデルのインポート
まず、UnityにMMDモデルをインポートします。MMDモデルのインポート手順は以下のサイトが詳しいので参考にして下さい。
(サイトのPMX2FBXを行うまでの作業を行い、モデルをFBX化してください)
MMD4Mecanimを使用してMMDモデルにUnityで踊って頂いてみた。 - Qiita
Humanoid Boneの設定
尚、この方法はMecanimのモデルがHumanoid(人型汎用ボーンを使用している)必要があります。一応設定を回避する方法もありますが、とりあえず動かす分には設定しておくと汎用的に人型モーションを流用出来るようになります。
Humanoidの設定にするには、Assetsフォルダの下から先ほどMMDからFBX化したモデルを選択しRigタブのAnimation TypeをHumanoidに設定します。
2. Third Person Characterの設定
Sample Assetsの導入
次に、Sample Asset(beta)をAssetStoreからインポートします。
Unity5の場合は、メニュー>Assets>ImportPackage>Characterに同じものが入ってます。
このアセットは、幾つかのサンプルを一纏めにしたアセットです。例えばカーシュミレーターや飛行機の挙動、AI(Navmesh)、サードパーソンな移動、2D横スクロールアクション等が含まれます。
動かせるキャラクターの配置
インポートが終わったら、シーンにPlaneを作成し、Assets>SampleAssets>Characters>Third Person CharacterのThird Person Characterをシーンにドラッグ&ドロップします。
キャラクターの差し替え
最後にThird Person CharacterのEthanを削除し、そこに先ほどFBX化したMMDモデルをProjectビューからHierarchyビューへドラッグ&ドロップで配置します。(左を右のように)
あとはThird Person CharacterのAnimatorのAvaterを、東北ずん子の物に変更します。
これで後は実行すれば、カメラの位置とキー情報からキャラクターが走るようになります。
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Unityでキャラクターだけをを差し替える手順 #unitytips pic.twitter.com/j7VhZMpa3t
— 椿 (@tsubaki_t1) March 10, 2019
三人称カメラの設定
ちなみにカメラをサードパーソン的に動かしたい場合、以下の手順でサードパーソンカメラを追加出来ます。
1. MainCameraを削除する
2. Assets>Sample Assets>Cameras>PrefabsのFree Look Camera Rigをシーンに追加
感想
モーションを変更する方法はまた今度。
Sample Assetsは凄く便利だけど余り活用されてない気がするので、使い方等を紹介していこうと思います。
関連
Sample Assets(Beta)の概略についてはこちら。