前回の記事は問題があって中途半端に終わってしまったので、続き。
せっかくなのでMfU 1.1a-r114にアップデートする。
前の記事はこちら
使用モデルは「えと式犬走椛モデル」をお借りしました。[Unity3D]MMD for Unityがバージョン1.1a-r111 をリリース
http://terasur.blog.fc2.com/blog-entry-243.html
とある椛-もみじ- の配布動画 えと式犬走椛モデル配布(ニコニコ動画)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm14895953
■シェーダーに気をつけてインポート
残念ながらMMDShaderおよびDefaultでは前回と同じように歯茎の見えるホラーな絵になってしまうみたい。なので今回は指摘通りHalf Ramberを使用してみることにする。ただしHalf RamberはPMDConverterクラスのソースコードを下のように編集しないと動作しないので注意。
実際にインポートしてみると、可愛い可愛い椛が表示できた。ついでに手持ちのトゥーンシェーダーも試してみた。(左:Half Ramber 右:ToonShader)mats[i] = new Material(Shader.Find("Custom/CharModel"));
↓
mats[i] = new Material(Shader.Find("MMD/HalfLambertOutline"));
動かした感じ、静止画ではわかりにくいが髪などの物理演算が非常に自然になっていて、見ていて愛らしい。服の一部がめり込んでしまって尻が少し見えてしまうが、ここは仕方ない所だと思う。
なお、前回問題になったIKSolverScriptは現バージョンでは修正さえれている。きっと今回問題になったシェーダー名の選択も次回のバージョンには治ってると思う。
■VMDのインポートがMac対応に
もう一つ、リリースノートには無かったがVMDのインポートがOSXにも対応していたらしい。インポートすると特にエラーが起こることもなくモーションをインポートすることが出来た。ただ、表情が変化しなかったのでもしかしたらOSXでは表情が使用できないかもしれない。もしくはモデルに依存するのか。モーションはR.two氏のNyanyanyanyanyanyanyaをお借りしました。
【MMD】Nyanyanyanyanyanyanya!【振り付けしてみた】(ニコニコ動画)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm13350648
■特定のプラットフォームで妙な挙動
最後にもう一つ、ブラウザやiOS端末で動作させたときにポリゴンが変になる動作が確認できる。下の画像では袖の一部が異常に長く、トンファーのような動きになってしまった。これはVector3の座標がVector3.Zeroになったときに云々した時の症状に似ているので、個人的にはそこら辺が原因な気もするが、はてさて。
この動作はWebデモでも確認することができる。なお、スワイプでモデルをクルクル回すことができるが、決して後ろを見ないように(約束)。
ちなみに動作速度は、IPhone4相当の性能では厳しくIpad2ではスムーズに動く…といった感じ。なのでIpod3やIphone4SではAR+MMDみたいな事も可能かもしれない。Webデモ
http://9oo.jp/iDO79
これは将来が楽しみ