テラシュールブログ

旧テラシュールウェアブログUnity記事。主にUnityのTipsやAR・VR、ニコニコ動画についてのメモを残します。

テクスチャで設定できる項目

iosアプリサイズを節約する】の記事で、
「mipを使うとテクスチャサイズが小さくなる」との情報をもらった。

名無しさんありがとうございます。

もしかしたら、もっと他にも良い事があるんじゃね
ということで、少し調べてみた。

スクリーンショット 2012-05-17 21.45.49


■テクスチャを設定するということ

Unityでは、ゲームをビルドするときに画像や音源を変換する。
変換の設定は、ユーザー側からある程度変更することができるらしい。

しかも、プラットフォーム毎に設定できるので、
例えばPC版は超クォリティで、ios版はパフォーマンス重視的な事もできる。

まあこれが諸悪の根源なわけだが。

設定方法は【iosプラットフォームとテクスチャ】をどうぞ。

ちなみに音も似たような設定があった。おお怖い怖い。

■テクスチャの設定

テクスチャは[Texture Type]に[Advance]を設定すると、
色々と設定できるようになる。

細かい設定は、【Texture 2Dリファレンス(英語)】をどうぞ。

Non Power of 2(2)
 テクスチャのサイズを2の2乗のサイズに変換する。
 最大サイズに合わせるか、最小サイズに合わせるか、近いサイズに合わせるかの三択。

Read/Write Enabled GetPixel,SetPixelが可能になる。ただしメモリ消費は倍になる。
 参考【Unityのテクスチャはいろいろと変な仕様がある

Generate Mip Maps
 mip map(カメラの距離が遠い時に、小さいテクスチャを使ってGPUの負荷を下げる)を作る。
 Enableにすると画像のサイズが3割くらい増える。

Wrap Mode
 テクスチャを並べて表示するときの動作。
 引き伸ばしか、並べて表示か。

Filter Mode
 引き伸ばした時のぼかし方の設定。
 ブロック状にするか、ぼかすか。ブロック状はドット絵っぽくなる。

Aniso Level
 斜めで見た時に綺麗に表示されるらしい。
 アンチエイリアス的な何か?

Generate Cube Map
 よくわからない。

Generate Alpha From Grayscale
 よくわからない。


テクスチャのサイズ変換は知らなかった。

今まではデザイナ側でサイズを設定してもらっていたけど、
編集可能な最大サイズで管理して、ビルド時に[Override for *****]で
Max sizeを指定、正方形化は[Non Power of 2]で行う…的な事もできるかもしれない。