【Unity】Progressive LightmapperのGPU accelerationでライトマップのベイクが爆速に
Unity 2018.3b3からProgressive LightmapperのベイクにGPU accelerationが使用できるようになりました(Windowsのみ)
ので実際に使ってみました。
使い方
特に難しいこともなく、ライトマッパーをProgressive GPU(Preview)に変更するだけです。後はベイクすればライトマップが焼けます。
ベイク時間がかなり短縮
実際にSetalthのステージをベイクして速度を比較した所、かなりの差が出ました。
- 通常のベイク:約45分
- Progressive GPU(Preview)の使用:1分30秒
最初はどちらも45分と出るのですが、Progressive GPU は一気に処時間が小さくなっていき、気づいたら終了という感じです。
ライトマップをベイクする為の準備は同程度の手間が発生するので、事前準備の割合が大きいステージ…例えば小さいステージで膨大な量のマテリアルとメッシュを使ってるステージ等(CADでよくある)はそこまで速度を体感できないかもしれません(未検証です。実際には問題ないかもしれません)
現状の制約
ただPreviewなだけあり、現状幾つか制約があります。
まずShadowMaskやOnlyIndirectが使えません。完全にライトマップをベイクするせっていのみの扱いとなります。