Unityはプレハブとして登録したゲームオブジェクトへ参照を持つことが出来る。STGを作るケース等では割とこの方法でオブジェクトへの参照を持ち、Instantateでインスタンス化するのが常套手段となる。
実はこの参照、オブジェクトにアタッチする前に登録することが出来る。登録可能なのはGameObjectやComponentを継承したオブジェクトのみ。上手く使えば、自動的にプレハブへの参照を持てる他、ScriptableObject等の参照を簡単に設定することが出来る。
この方法は簡単。C#やスクリプトでGameObjectやComponentを継承したクラスは、スクリプトを選択した際に参照口が表示される。そこにオブジェクトやコンポーネントを登録しておくだけで、アタッチした時に自動的にコンポーネントを登録してくれる寸法だ。
ただ、この方法は一点注意すべき事がある。それは、この方法でオブジェクトを自動的にアタッチするには、手動でオブジェクトへ登録する必要がある事だ。例えばAddComponentでオブジェクトへスクリプトをアタッチした場合、この方法で参照したプレハブは登録されない。
AddComponentといえば少し注意点があるが、それはまた明日にでも。