Unityのプラットフォーム切替は時間がかかる。
特にテクスチャの変換が時間がかかるので、変換に時間が掛かるテクスチャ形式のiOSやAndroidでは非常に高いコストとなってしまう(自分の今作っているアプリでは、Android->iOSに約7分前後かかる)。
そういった対策としてキャッシュサーバー(チームライセンス)があるのだが、もう一つもっと低コストで実現できるアセットを見つけてしまった。
Fast Platform Switchは、プラットフォーム切替時にプラットフォーム情報をキャッシュし、プラットフォーム切替時にプラットフォーム移行前の状態を再現することでプラットフォーム切替を高速化するアセットだ。
公式HPのベンチマークによると約8倍〜15倍の高速化したそうだが、実際自分の環境だと7分かかる切替作業が15秒と15倍どころのレベルではない時間短縮を達成した。
使い方は単純で、プラットフォームを切り替える際にメニュー>File>Build Settingsではなくメニュー>WIndow>Fast Platform Siwtchからウィンドウを開き、切り替えたいプラットフォームを選択するだけ。初回は変換作業が入るが、以降はキャッシュが効く為高速化する。
便利だヤッター。
ちなみに、Unityのキャッシュサーバーだが、こっちの場合はチームメイトや別プロジェクトからもキャッシュした物も参照できたり中々便利。Fast Platform Switchの作者曰く、金があるならコッチの方が良い選択らいし。
今度のUnite 2014で、こんな感じに便利アセットを紹介していくセッションをやらせてもらえる事になったので、もし面白いアセットや使い勝手を調べて欲しいアセットがあれば、@tsubaki_t1に教えてくれると超絶喜びます。