新 Standard Assets候補、Sample Assets (beta)
Unityの新しいスタンダードアセット候補が出てきました。
Sample Assets (beta)
WebPlayer版デモ
今回公開されたスタンダードアセッツ候補は、どちらかと言えば機能よりチュートリアル色が強く、どのように作ればこのシーンを構築するのか理解する助けになりそうな感じです。
またCrossPlatformInputといったマルチプラットフォームの入力を前提としたスクリプトやAutoMobileShaderSwitchも追加されており、色々と勉強になりそうなサンプルに仕上がっているみたいです。
さらに簡単なデモシーンを作るために便利なプリミティブで見た目の良い感じのモデルが提供されました。それに伴い古臭い土管工のオッサンモデルはリストラに、若くてかっこいいステルスチュートリアルで出てきた青年が入りました。
今回含まれているシーンは概ね、2D、AI、操作、演出の4つに大別出来そうです。
2D系
2Dアクションゲームを作るための機能が含まれています。例えばCamera2DFollowは2D向けにカメラ移動をサポートし、PlatformerCharacter2Dは2D的な表現を行うCharacterControllerなどです。
今まではrigidbody2dでキャラクターを操作していましたが、これでやっとマトモに2Dアクションゲームが作れそうです。
シーンの名前は2D Character Controllerです。
AI系
AIといっても状態遷移ではなく経路探索の方です。今回はWayPointベースとNavmeshベースの2種類のサンプルが提供されているみたいです。
WayPointベースは単純に特定のポイントを目指して移動するタイプみたいです。このサンプルでは車や飛行機といった、前方に進むタイプのアセットで提供しています。車の場合、ドリフトとか始めちゃったのでちょっとビックリです。
操作系
今回はいくつかの操作方法が提供され、かつその殆どがCrossPlatformInputによりマルチプラットフォーム対応で提供されているみたいです。提供される操作方法は例えば車やプロペラ飛行機、後は人(三人称・一人称)等です。
演出
最後は演出系です。
一つがパーティクル、もう一つが光の演出の再現です。こちらは何時ものパーティクルデモ。ベースが手裏剣になってたり、爆発や色々なサンプルを試したり出来るようになってます。
こちらは光系のデモ…だと猛のですが、正直これが何なのか、どうやって動くのかは良くわかってませんてへぺろ。-
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どれも面白いアセットなので、色々と遊ぶのに参考になりそうです。無料ですし。
ちなみにファイルサイズが大きめなので、ちょっと時間かかるかもしれません。
なお、LabelManagerでシーンが参照しているアセット一覧を確認してみた所、けっこうシーンが参照していない(使い方が分からない)スクリプトも多かったりします。ActivateTriggerとか。