個人的に話題のLWFを実際に使ってみた。結論としては、比較的簡単に導入することができた。ただ前準備が色々と必要なので注意。一応、Mac及びWindows環境下かつUnity Basic版で利用できることを確認した。
思ってたより内容が長くなったので、コンバート編と利用編に分ける。今回はSWFファイルをLWFが使える形にコンバートする方法について。
■必要なファイルのダウンロード
まず、githubからlwfとlwf-demoをダウンロードする。ダウンロードは右端あたりにDownloadsってリンクがあるので、そこから行う。ダウンロードしたファイルは解凍して、それぞれlwfとlwf-demoにリネームする。フォルダ構成はこんな感じにする。gree/lwf(github)
https://github.com/gree/lwf
gree/lwf-demo(github)
https://github.com/gree/lwf-demo
ちなみに、この操作はgitコマンドを使っても良い。その場合はこんな感じ。
git clone git@github.com:gree/lwf-demo.git
git clone git@github.com:gree/lwf.git
■SWFのコンバート処理
次にLWFの使える形にコンバートする。この操作はMacとWindowsで少々異なるので注意。といってもWindowsもMacもやってることはlwf/tools/に入っているswf2lwf.rb を実行しているだけ。
Macの場合はこんな感じ
これで、lwf-demo/flashフォルダの全てのswfを解析して、lwfで使用可能なファイルを作ってくれる。1.ターミナルを開いて2及び3を入力
2.cd lwf-demo/flashのフォルダパス
例)cd /Users/tax/Documents/git/lwf/lwf-demo/flash
3.sh batch_convert.sh
Windowsの場合はこんな感じ。
これで、4の手順で指定したswfを解析して、lwfで使用可能なファイルを作ってくれる。Windowsはshファイルを参考にバッチファイル(bat)を作成すると、楽できるかもしれない。1.まずRubyが標準で入ってないので入れる。入ってたらスルー
インストール方法や確認方法はGoogle参照。
2.コマンドプロンプトを開いて下の3及び4を入力。
3.cd /d lwf-demo/flashのフォルダパス
例)cd /d m:\Unity\lwf\lwf-demo-flash
4.ruby ../../lwf/tools/swf2lwf/swf2lwf.rb -p 変換したいlwfファイル名を設定
例)ruby ../../lwf/tools/swf2lwf/swf2lwf.rb -p gree_logo.swf
最後に、生成したフォルダの*lwfファイルを*bytesにリネームする。あとは*pngと*bytes以外のファイルはいらないので削除してしまう。最終的にはこんな感じ。
(gree_logo.swfをコンバートした結果)
[Unity3D]LWF(lightweight swf)を使ってみた(利用編)
http://terasur.blog.fc2.com/blog-entry-305.html