テラシュールブログ

旧テラシュールウェアブログUnity記事。主にUnityのTipsやAR・VR、ニコニコ動画についてのメモを残します。

ドローコールを減らす!Draw Call Minimizer

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ドローコールはUnityの敵だ。

1マテリアルに1個使われちゃうし、バッチ処理がはいらなければ
1オブジェクトに1個使われてしまう。
それに携帯端末で使えるドローコールは20前後が目安。

とは言え、世界観を出すには小物やユニークなオブジェクトは必須。
増える小物、増えるドローコール。

泥沼…ッ!

■Draw Call Minimizer

Draw Call Minimizerは、端的に言えば「ドローコールを大幅に下げる」アセットだ。
サンプルでは200近いドローコールを1にまで抑えていた。

手前で確認したときも、バッチ無しでドローコール13を2まで抑えてみせた。

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(左:ビフォアー 右:アフター)劇的。

こんなすごいアセット、一体何をしていいるのかというと、
実行時にこんなことをしていた。
・複数のモデルを統合して1モデルにしてしまう。
・テクスチャをまとめて1枚にする
・マテリアルをまとめて1個にする

なるほど、確かにドローコールが減るのも納得。

Draw Call Minimizer
http://u3d.as/content/purdyjo/draw-call-minimizer/2FW

■動かないモデルもある

具体的な条件はわからないけど、上手く機能しないモデルもあるみたい。
例えば、UVが破綻したり、謎の大量のエラーを出したり、真っ黒になったり。
(最大ドローコール70近くを叩きだす例のロボは黒くなった)

その辺りはドキュメントを確認しないとダメかも。