Unity Analyticsのマニュアルが日本語に翻訳されたので、実際にUnity Analyticsを使用してゲームの使用状況を解析してみます。
とりあえずUnity Analyticsを導入して「作ったゲームがどの程度遊ばれているのか」までをやってみます。
目次
Unity Analyticsを導入する
Unityのサービスが統合されたので、Unity Analytics導入が超楽です(もう無価値なサインインとは言いたいけど言わせない!)
メニュー>WIndow>サービスを選択して、サービスに接続します。サインインしてなかった場合はここでサインイン。
Select Organization(組織を選択)で自分のアカウントを選択して、Createを選択。
これでサービスにプロジェクトが登録されます。
AnalyticsがOFFになってるので押してONに変更します。
左下のEnable Analyticsを選択してAnalyticsを有効化。その際にプロダクトの年齢を聞かれるので「This game is NOT directed to children under the age of 13 in the United States(このゲームは13才以上が対象です)」を選択しときます。
どうも法律的な話で、13才以下の子供の情報に関してあるみたいです。
あとはゲームを起動すれば「6時間後に」ゲームがプレイされたことが反映されます。
データを見る
データを見ます。
データを見るにはサービスのGo to Dashboadとかから移動します。
METRIC MONITORを選択すると、アクティブプレイヤー数やセッション(こっちはPVみたいなものかな)、継続率(RETENTION)、あと収益(REVENUE)が表示されます。
もっとデータを見る(Metric)
DataExplorerの「Add Metric」を選択して、DAU(1日にアプリを利用したユーザー数)とかMAU(月間のアクティブユーザー数)とかNew User(新規ユーザー)、Total Daily Play Time(1日のプレイ時間)を追加し、
絞り込み情報にLife Cycle(ライフサイクル、1-3 Days等)とかGeography(国、Japan等)とか、Monetization(収益のあるユーザーか)とかPlatform(プラットフォーム、iOSとか)から選択します。
そうするとグラフが出ますまる。
これで「アクティブユーザー数と離脱率」や「1日のプレイ時間と課金率」「iOSとAndroidでどの程度の差があるのか」みたいなデータが取れるんじゃないかなーと思います。
もっとデータを見る(Event)
ゲームの進行情報とかその辺りはこっちで取ります。
イベントはカスタムイベントとして発行する形になると思いますが、特になにもしなくても「シーンのロード」だけは発行してくれるっぽいです(本当か?)。
View Parametersを選択すると、そのイベントの内訳が見れます。
1日に何回どのシーンが呼ばれたとか、そのシーンが呼ばれた回数は全体のうち何割とか、そういった感じのデータが見れます。
情報
この辺りの「データを読む方法」については、Unity - Analyticsにまとまってそうですが、読む気が出ないので必要になるまで放置します。
データの目安等については、この記事が参考になると思われます。