テラシュールブログ

旧テラシュールウェアブログUnity記事。主にUnityのTipsやAR・VR、ニコニコ動画についてのメモを残します。

Unity 5 で最近よく使ってる絵作りのメモ

最近自分がよくやってる絵作り的な物のメモです。

 

何はともかく、模様を地面に配置します。Planeは最近はとても好きです。というのもPlaneは1m単位のグリッド構造なので、物を配置するのに非常に便利です。

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その上に物を配置します。色は赤が大好きです。またブロックを只管積み上げていくスタイルのステージ作りがマイブームです。

Unity初心者が知っておくと少しだけ幸せになれる、シーンにオブジェクトを配置する時に使える18のTips - テラシュールブログ

 

この方法で作られる大量のGameObjectは Unityのシーン上に配置したモデルを結合する で結合します。余り広い範囲で結合するとカリングされず無駄なので、10m位の範囲で作っていきます。

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ImageEffectをガンガンツッコミます。個人的に何時も突っ込んでいるのは以下の5つ。

  • ScreenSpaceAmbientOcculusion
    (近接するオブジェクト同士の影を設定)

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  • Bloom(輝度が高い物の周辺を滲ませる)

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  • ToneMapping(色を0〜1に抑える)

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  • Color Correction Curves(色を調整する)

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  • Vignette and chromatic aberration(レンズの再現)

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Bloomを使うため、カメラのHDRはチェックを入れてThresholdは1にしておくと余計な物が光らなくて良い感じです。

モバイルで動かす場合SSAOは(そりゃそうなんですが)超重いので切ります。解像度下げれば動くには動くんですが…まぁライトで焼く方が健全かなーって気も。というかモバイルでImageEffectを使う場合はそのままの解像度で行くと凄くシンドいです。

Galaxy s6とかスマホサイズで2560x1440です意味がわかりません。

カメラを動かす時はたいていカメラの位置をTransformで調整するのではなく、Main Cameraを選択してAlign with viewで動かします。

Unity初心者が知っておくと少しだけ幸せになれる、シーンにオブジェクトを配置する時に使える18のTips - テラシュールブログ

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作ったらライティングします。ライティングする時はAutoのチェックは外すし、Compressedのチェックも外します。ある程度影の形が決まったらAOとFinalGather入れて、ライトをMixedに設定します。

Unity5 で画面を綺麗にするライティングに挑戦してみるメモ

Unity5を使った屋内向けにもう少し綺麗なライティングのメモ

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あとフレアを設定します。

太陽扱いのDirectionalLightにLensFlareコンポーネントを設定してDirectionalにチェックを入れると太陽の位置にフレアが表示されるようになるので、割と楽ちんに太陽の位置にフレアを設定できます。

Unity5の太陽をコントロールする - テラシュールブログ

大体このテンプレパターンから派生して色々と作ってます。本当はモデリングとか出来たらもっと楽しいんでしょうが…まあ。