今度行われるゲームジャムのためって訳ではないが、ADX2 LEのワークショップに行ってみた。
Global Game Jam 参加者向け「ADX2 LE」ワークショップ
http://www.cri-mw.co.jp/event/2013/adx2le_workshop.html
ちなみにこのワークショップは23日・24日も行なっているので(23は満席)、ちょっと気になるなら行っても良いかもしれない。
■ワークショップの内容
ADX2 LEは音を作ったり管理したりするオールインワンのソフトのADX2の無償版らしい。
ADX2
http://www.cri-mw.co.jp/product/lineup/audio/criadx2/index.html
ゲーム開発のサウンド演出ノウハウが詰まったツールを、すべての開発者に(徳島新聞)
http://www.topics.or.jp/press/news/2013/01/PRtimes000000040.000000925.html
ADX2助け合い所
http://www.facebook.com/groups/adx2userj/
で、ワークショップの内容は自分の認識だとこんな感じだった。
・音(波形)を登録 → ADX2プラグイン用の音を出力。あとWAV
・Unityと連動
・効果音を作ってエフェクトを付加
(ピッチを変えたり繰り返したり)
・コンボ時に音を変えたり、ループしたり、ダッキングしたり
専門用語がチョロチョロ出てきたが、音関連の知識0な自分でもソコソコ理解できた。
■単純そうだが、けっこう凄いっぽい
まだ余り検証している訳ではないが、ADX2は個人的にけっこう凄そうな印象。
とは言え、Webプレイヤーでは動かなかったり(Unityの制約)Unity Proが無いと実機にビルドしないと試せなかったりと、無償のLE版でも少しインディーズ層には厳しい部分もある気がする。・ファイルサイズが小さく、ロードが早い
・大量に音を出してもCPUが凄く低負荷(見せてもらったデモ)
・割と簡単にUnityに導入できて使える ←重要
・様々なギミックをデザイナー側で仕込める
・会話時のボリュームダウン等(ダッキングと言うらしい)
・BGMループ・途中からループ等
・ADX2で調整しながらUnity側からで音を再生できる
(ゲームをプレイしながら音の調整的な?)
(個人的には、EditorOnlyタグでビルド時に含めないサウンドファイルを用意し、Editorで実行する時にPro版でなければそっちから再生するような機能を付けて管理できると、インディーズ的に使いやすくて良いような気もする。やっぱり仮でも再生できる環境があると助かる)
Unityの音周りは少し貧弱な所があるといった意見もあるので、ゲームによってはこういったツールで演出を強化しても良いかもしれない。
ちなみにADX2 LEはゲームジャム参加者は1月末まで先行で試せるらしい。
それとゲームジャムの東京工科大学会場なら、困ったときに聞けるらしい。
これは助かる。