テラシュールブログ

旧テラシュールウェアブログUnity記事。主にUnityのTipsやAR・VR、ニコニコ動画についてのメモを残します。

MMD for Unityがバージョン1.1a-r111 をリリース

ついに MMD for Unity が こうしん されたぞ!

UnityでMMDを動かす会
http://sourceforge.jp/projects/mmd-for-unity/

ということで、大体8ヶ月ぶりのリリース、バージョンも「1.0a-r61」から「1.1a-r111 」へと変わった。これは期待せざるをえない。

MMD for Unity については、こちら

[Unity3D]UnityでMMDを使う
http://terasur.blog.fc2.com/blog-entry-92.html

■変更点

変更箇所.txtの内容を見る限り、変更点はこんな感じらしい。

改善したこと
・トゥーンシェーダーに対応
・表情を実装
・剛体にも対応
・一部、バグっているモデルについても対応

ただ、複数の表情を動かせなかったり、Lat式ミクの読み込みが不完全等の問題もあるらい。

■IKSolverScriptが無い

さて、実際にDLして動かしてみると動かない。どうやら「IKSolverScript」がパッケージに含まれていないらしく、このクラスを利用している箇所でエラーが出てしまう。

一応、SVNリポジトリにファイルがあったので、そちらをプロジェクトにインポートすることにした。似たような感じで「IKLimitter」もインポートしてみる。

これで「一応」はエラー無く動作するはず。はたして。

■何か表示がおかしい

実際に動かしてみると、何か表示がおかしい。
具体的にはレンダリング順番が妙で、スカートで隠れてる筈のパンツが見えていたり、体の後ろにあるしっぽが体の前に出ていたりする。また、キャラクターによっては顔のテクスチャが剥がされ、「歯茎」や「目玉」が見えてしまっていてかなりホラーだ。

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なお、プレハブのプレビュー画面では初音ミクや椛の可愛らしい姿が確認できる。
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この辺りは実行環境(Mac)で実行しているのが原因かもしれないので、気が向いた時にWindowsでも確認してみようと思う。