スクリプトを書かずにゲームが開発できたら、そりゃ楽だと思う。
かの有名な「RPGツクール」シリーズもそうだし、
HTMLも文字を書くより絶対にD&Dでコンポーネント登録して作れたほうが楽しい。
Unityはそこらへん上手くできているが、まだスクリプトで組まなければいけないことが多い。
ということでグラフィカルにゲームを開発できるPlaymakerの紹介。
■PlayMakerとは
Playmakerは、画面でプログラミングするビジュアルプログラミング環境を提供するAssetsだ。
文字を(余り)打たずに、UnityのEditorのみでゲーム開発できる。
難しい機能や複雑な処理は余り向いてないような気もするが、
チュートリアルの作成や簡単なゲームデザインなら、これでデザイナーが高速に組めるかもしれない。
ただ、【こちら】では実行速度とか情報が少ない等の問題が言及されてる。
ゲーム開発一線で使う場合は、少し問題になるかもしれない。
実際にPlaymakerで作ったゲームの【サンプル】?本当にここまで作れるなら凄い!
【紹介サイト】
ちなみにPlaymakerのマークは下の画像。
AssetsStoreの上位ランキングに乗ってるので、見たことある人は多いかもしれない。
■Playmakerの考え方
PlaymakerはFSM(有限状態機械)の考え方を採用している。
この「状態(state)」とはシステムの振る舞いであり、システム内で遷移を実行するトリガー(Event)を待っている。
この「状態」と「トリガー」をうまく組み合わせてゲームを作っていく形になる。
有限状態機械については、【Wikipedia】に詳しい説明があるので、そこを見ると良いと思う。
【この図】とか凄いわかりやすい。
Playmakerの状態遷移は、【State Machine Basics】のチュートリアルがパっと見て分かりやすそうな予感
モンハンのドラゴンだったらこんな感じで状態遷移するんじゃないかと
・巡回中に敵を発見する→攻撃開始
・攻撃中に一定量のダメージ→怒る
・攻撃中にHPが減る→別マップに移動
・一定時間経過する→別マップに移動
・攻撃対象を一定時間見失う→巡回する
・同マップに攻撃対象がいない→巡回
使い方はそのうち